平成26年度 川口新製品等開発振興奨励制度 受賞者決まる!

平成27年3月23日(月)市長公室にて平成26年度川口新製品等開発振興奨励制度奨励金交付式が行われ、当公社の理事長である奥ノ木市長から奨励対象提案者に奨励金と同交付書が手渡されました。

平成26年度 川口新製品等開発振興奨励制度 受賞者

本制度は1985年(昭和60年)から実施しており、今回で31回目を迎え、この間、数々の優秀な提案を奨励して参りました。本年度もアイデアあふれる優秀な提案の中から、先行技術調査及び2回にわたる厳正な外部審査員による審査を経た結果、以下の4件の提案が奨励対象提案に選出されました。

 

「小児鼠径ヘルニア手術に用いる、スリットを入れた新発想のニードルキット」

株式会社コスミック エム イー  奨励金20万円

小児鼠径ヘルニア手術に用いる、スリットを入れた新発想のニードルキット

小児鼠径ヘルニアの手術は、開腹による手術法が一般的ですが、患者への負担が大きいため、患者への負担が小さい腹腔鏡手術が徐々に行われています。すでに用いられているニードルキットは、操作性が非常に悪く、手術には、医師の高度なテクニックが必要とされています。
この提案は、医師の負担を軽減する、使い易い小児鼠径ヘルニア腹腔鏡下用ニードルキットの製品化を目指しています。なお、現在開発中であり、薬事法未承認のため販売、授与はできません。

 

「高機能トマトスライサー(トマトいっぱつ)」

㈱ドリマックス  奨励金20万円

高機能トマトスライサー(トマトいっぱつ)

トマト1個を一度にスライスできる手動式のトマトスライサーです。一度のスライスで8枚程度(トマトのサイズ、スライス厚により異なります)のスライスが可能です。スライスされたトマトは、丸のまま重なった状態で受け皿に入ります。刃物は、高級ステンレス刃物鋼を焼き入れし、強度と切れ味を兼ね備えた本格品を使用しています。この本格高級刃物の採用によりトマトの切り口を平滑で綺麗に仕上げます。また、トマトをスライスする時の抵抗を極力抑え、トマトを押し潰すことなく、わずかな力で楽々スライスができます。これまでのスライサーに比べ作業効率が10倍になりました。

「コーナービート圧着取り付け具」

山﨑喜重  奨励金5万円

コーナービート圧着取り付け具1
近年、建物内部の壁面を壁紙、布地、合成樹脂クロス等の壁装材で施工することが多くなりました。この種の壁装材を貼着する場合、綺麗な仕上げ外観を得るためには、パテなどを用いて下地面の凸凹をなくして平坦にしておくことが好ましく、特に角部においては、合成樹脂製のL型のコーナー材を用いて下地を作ることが多くなってきています。
コーナービート圧着取り付け具2
この器具は、壁の角を綺麗に仕上げるためのL型コーナー材を効率よく貼着するために考案されたものです。
この器具を用いれば、これまでの軍手やタオルなどを用いてL型コーナー材を貼着していた時に比べ、よりよい下地を効率よく施工することができます。 内装職人さんが自らの経験から考案・作成した品物です。

「揺動式ダイヤモンド研磨盤」

㈱ミラノ製作所   奨励金5万円

揺動式ダイヤモンド研磨盤

石材を加工する研磨機に取り付ける研磨盤です。盤上に揺動するダイヤモンド研磨チップを装着しました。
研磨盤が回転する際、外周側と内周側では運動量が大きく異なります。そのため、外周側の研磨チップは、内周側の研磨チップより摩耗の度合いが高いため中高現象が生じ、研磨チップが作業面に平均して接触せず、研磨作業の効率が下がっていました。この現象を解消するべく、この研磨盤に装着された研磨チップは、揺動するように軸を長さ方向の中心から内側にずらしてあります。このことにより、研磨チップの外周側により多くの圧力がかかり、研磨チップが作業面に平均して接触するため、作業効率が飛躍的に上がります。