平成29年度 川口新製品等開発振興奨励制度 受賞者決まる!

平成29年10月21日(金) SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールにおいて平成29年度川口新製品等開発振興奨励制度奨励金交付式が行われ、当公社の理事長である奥ノ木市長から奨励対象提案者に奨励金と同交付書が手渡されました。交付式は、当日から開催された「川口市産品フェア2017」の開会式の中で行われ、多数の入場者の注目を集めました。

本制度は1985年(昭和60年)から実施しており、今回で34回目を迎え、この間、数々の優秀な提案を奨励して参りました。本年度もアイデアあふれる優秀な提案の中から、先行技術調査及び2回にわたる厳正な外部審査員による審査を経た結果、以下の3件の提案が奨励対象提案に選出されました。

 

「ゴルフシャフト加温装置」

板橋機械工業㈱  奨励金10万円


ゴルフクラブのシャフトは、平均20度程度の気温で最良の性能を発揮するように設計されているため、気温の低い冬場のプレーでは、固くなり、本来のシャフトのしなりが発生せず、ボールの飛距離が出ず、打感もよくありません。
 この装置は、シャフト全体を覆うパイプ状の断熱材に着脱用の開口部を持ち、断熱材を温める発熱線にバッテリーで電力を供給します。コンパクトな形状でラウンド中にもキャディーバッグに収納してシャフトを加温することができるため、シャフトが本来の反発力のある柔らかい状態に戻り、心地よい打感と飛距離を得ることができます。

 

「竹製の安心・免震装置」

金のトンボ会  奨励金1万円


この提案は、竹を主体とした免震装置で、家具、調度品、美術品等の軽量荷重に適応できます。
一般的な免震装置は、オイルダンパー、コイルバネ、皿バネ等が復元機能として使用されています。
この提案品は、竹を使用した板バネの変形と復元力を利用して、免震装置の構成を単純化させています。また、主の材料として竹とビー玉を使用しているため、一般的な免震装置の金属的な冷たさではなく、竹の持つ温かさや優しさが感じられるものです。この提案品自体が工芸品とも言える、軽い品物の保管に適した免震装置です。

 

「ケアーパンツ(介護用ズボン)」

平野歌津江  奨励金1万円


高齢者が増えていく中で、介護を受ける人、手助けする人の両者に便利な介護用ズボン(ケアーパンツ)です。
 ベビー用品には、股下部分がボタン、ホック、ファスナー等で開くものはあるようですが、大人の介護用にはあまり普及していないようです。

この提案品の特徴は股下部分を開閉するファスナーにあります。このファスナーには、スライダーという、ツマミが3個付いています。これにより、スライダーが2個の普通のものより、使い方次第で様々な形での開閉が可能になり、このパンツを着用したままで必要な介護処理を行うことが可能になりました。